こんにちは。シブエックスです。
みなさんはどうマネジメントしたら良いか、何が正解なのかと考えますよね?
そもそも環境が違うので、正解を探す事や自分に合った事を探すのは難しいですが、今回自分が毎回やってきたマネジメントをお伝えしたいと思います。
私のモットーは『何もしたくない』ですー(笑)
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今を把握する事
正しい業務知識を基に、何が必要で何が不必要なのかを判断していきます。無駄な業務をなくしていかない事には新しい事は基本的には出来ませんから。なぜならけっこーみなさん、間違った事を一生懸命やっているので、労力をとても使うのです。
そう、間違った事ほど大変な力を使うのです。
オペレーションの改善を図る為には、ここは重要になってきます。チームで動けば、方向性の統一も重要になりますが、そもそも単体の業務として成り立っていないケースは多々見ます。
また、業務のみでなく、管理体制の見直しも必要になります。管理するのに非効率的な作業をしているケースもあります。何かを変えるということを面倒と思わず、管理するのが楽になればみんな楽になります。
配置を考える事
業務を洗いだし、見極め終わったら効率化を図ります。無駄を減らした作業を組み立て直す必要があります。さらに、なんでこれやるの?という業務、いっぱいありませんか?ここを1つ1つ見直す為でもあります。ここでの理解が指導者として部下を育成する上での説得力になってきます。物事には意味がありますので、無意味な事は避けていきたいですよね。そして、無理に意味をつけるのではなく、この業務にこのオペレーションが必要なので、そこでこの作業にはこういう意味が当たり前としてされている事が本来の形です。
さてさて、私はイメージをします。誰がどこのポジションに立って業務をしているのかなと。漠然と、ある種の勘と言ってもしまえばそれまでですが。勘でもなんでもいいと思いますが、ここを考える時間を取れた事によりイメージが鮮明になりました。もちろん間違いもありましたが、それはそれで1つ分かった事が増えた程度です。ただ、少なくともこの人にこの業務を任せたら、安心して任せられるようになるだろう!という根拠は大切ですね。
中堅スタッフから育成し始める
みなさんは立場が上の方から育成していきますか?俗にいう右腕と呼ばれる方でしょうか?
私の実践したやり方としては、例えば私がマネージャーだとしてサブマネージャーから育て上げる、ということはしませんでした。サブマネージャーには主に売上実績の管理や物品管理を任せました。いづれは引き継ぐ事を前提に考えているからです。1歩先の業務を時間をかけて教えていく事により、自分のこれからやっていく業務に慣れてもらう為でもあります。
管理するといっても、現状でのやり方が間違っていたりややこしい感じだととても手間と労力がかかりますよね。だから私はサブマネージャーではなく、現場レベルの中堅スタッフからオペレーションの改善メインで2人同時に教育しました。2人くらいは同時に育て上げることをオススメします。理由は2人のほうが業務の標準化をしやすかったり、1人よりも疑問点の抽出がより鮮明になったり、内容の濃い指導ができます。マンツーマンのほうがより内容の濃い指導ができるのでは?と疑問を持つかもしれませんが、ここがポイントで2人を指導することによりその2人が業務に携わる可能性が増えますよね。例えば、1人が休んでももう1人が出勤しているなどです。
そして、自分が教える時のポイントとして
①なぜこの作業をやるのか、やったことによりどういう状態になるのか
②どういう順番でどこに注意をする必要があるのか
③どの段階で報告をするのか
を教えるのですが、ここでサブマネージャーにも同じ事を伝えました。
どうやって仕事を教えていくのか、どうやったら仕事を覚えてもらえるのか、などを根性や性格などで考えたら大間違いですよね。教えるという事に対して、やり方とか手段を教わってのないのが普通になっているように感じる今日この頃。大手企業のようなしっかりとしたマニュアルがあればいいのですが、そもそも教え方を学んでいないのであれば教え方から教えていく必要があるのです。
だから私は自分の教え方をサブマネージャーと共有し、そこから教え方や内容をブラッシュアップし、最終的にサブマネージャーに教え方を伝えています。それを書面におとし、いろいろなスタッフに対応できるよう凡庸性を高め基本をカバーした内容かつ運用ルールも決め、フィードバックの体制も整えたマニュアルを作ってもらう事を最終的な目標としていました。
また自分の店舗ではスタッフ同士が教え合う事も平行して行っていったので、サブマネージャーはあくまで進捗の管理を確認していく程度なので、勝手に育っていく現場となったのです。
まとめ
これまでに書いた内容は仕組みをどう動かすか、という所でもあります。
自分で行動するには必ず限界がきますので、どうしたら仕組み化できるかを考えてみてはいかがでしょうか?
それが出来た時、また違った目線で物事を見る事が出来ると思いますよ。