なぜ計画が意味を持たないのか?計画を考える上でのポイントとは?

こんにちは、シブエックスです。

会社によって違いますが世間一般では年度末、会社では期末の時期に近づいてますね。そうなると、来期に向けた重点的な施策、販売予算、経費予算を計画に基づき作成するでしょう。

私も販売予算を立て、達成する為の中期的な目標(施策)を決め、経費予算を組み、増益計算書と比較しながら経常利益を算出します。店舗レベルではここまでで十分かと思いますが、総務部としては当期純利益まで必要ですね。

今回は私が店舗で行っている目標の設定についてお伝えできればと思います。

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目標を達成する為にどう計画をするか

御社に対して、どの企業がどれくらい利用しているのかを把握する必要あります。つまり、自社の商品価値と相手企業のニーズがマッチしていて、かつ、お互いにwin-winの関係が築けている顧客は誰ですか?という事でもあります。

まず前提として事業所利益を出す為にどこに力を注いで行動するのかがポイントになるでしょう。では、どこにどう力を注ぐのが1番良いのかを考えて、いつ誰がどういうアクションをしてどういう結果を出すのか、という計画が必要になってきます。

その為には、どこに対してという部分で自社、自店のお金の流れを把握しなければなりません。簡単に言ってしまいましたが、ここがとても複雑ですよね。自社の売上に関しては情報の整理するだけですが、いろいろな見方が出来ますよね。

例えば、私はコーヒーが好きなのでコーヒーショップを始めたのですが、毎朝、コーヒーを一杯飲みにくる常連のお客様が5名しかいません。でもそれで十分なんです。だって毎月契約でコーヒー豆を仕入れてくれる業者3社もあるのですから。

なにも個人顧客と仕入れ業者のどちらがいいか、という意味ではなく、いろいろなチャネルが存在しミックスされて営業されているのではないでしょうか?

これが『どこに』という部分になります。

ではそこに対して、どのような取り組みが効果的なのかを考えていく必要があります。

もう少し上の例を使っていくと、

朝、コーヒーを飲む人が多いのにみんな仕事に急いで向かってるなぁ。もしかしてのんびりコーヒーを飲んでる暇なんてないのかな?そうだ!オフィスで本格コーヒーを飲みたい人いるんじゃないかな?そういえば、前の会社でそんな話が出てたなぁ。ならコーヒーデリバリーを駅前のオフィスビルへ社員向け、もしくは企業向けに月極で交渉してみよう!期間は5~6月の入社式後のほうが相手企業も少しは時間を取ってくれそうじゃないかな?えーとー駅前の企業は…通信関係の会社が多いなぁ。そうなると、電四郎君だ!彼はIT得意だから話しが合うかもしれないな。本人と相談してみよう!

・・・

よし!電四郎君も了承してくれて話が詰まってきたな。えーと…契約予定件数が5社で5人のスタッフで十分回りそうだな。必要な経費もまとめておかないと。

よーし!頑張ろー!

みたいな感じです。

いつ?誰が?どこに対してどのような取組をするのかを決めて実行する為の計画になります。

なぜ計画することに満足してしまうのか

せっかく決めた計画が全くできていなくて、計画書がただの紙切れになってしまったなんてのは良く聞きます。

私はこう思います。

その目標、自分が決めた、のでしょうか?

実は決めさせられただけではないでしょうか?

これって大きな違いですよね。どうすればよいかを理解して、時間軸でどう行動したら良いかを明確にするために計画しますよね。

自分でこうしたい、ここを改善したいという思いからの計画であれば、計画をして終わらず行動しないと何も達成できないのですから。

そして、これが私も良くあったのですが、『計画を作ってね』という言葉いわれたことあります。ここの伝え方を間違えると計画止まりになる訳です。

モチベーションと計画の関連性

どうしたら計画から行動に繋げられるのでしょうか。それは、行動をする本人が何の為になぜそれをしなければいけないのか、それをしたことによりどのような結果を出すことができるのかを理解しないといけません。つまり、計画のきっかけ自体が与えられる物ではなく、必要と感じて結果を出したいと思わなければ主体的に行動する事はないのです。

モチベーションの上がり方は人それぞれだし、本人だけではどうしようもない事でもありますが、そこのコントロールは必要になります。モチベーションを常に高くするのは不可能でしょう。人には気分の波があるのは仕方のない事です。ただ、テンション高いなぁと感じる事ができますので、そこをヒントにしてみてはどうでしょうか?

業務指導でも同じ事ですが、教えていく段階があるように本人にも問題を自覚するタイミングがあります。

つまり、相手の事を理解しない事には何も進められないのです。マネジメントの一種でもありますが、ここに対してどういう取り組みをしていくのかが目標達成に対しての道筋を明確にする近道かと思います。

本人のやりたいように自発的に行動する手助けが計画止まりから行動へのスタートラインになるのではないでしょうか。

まとめ

今回は計画の本質について書かせて頂きました。計画を立てる事に意味を感じていないかたは、そもそも計画を立てる前に問題があった事に気づいていただけたでしょうか。

マネージャーは売上、利益、経費、人材育成、人材管理などやることが多いです。特にモチベーションの管理など余計な力を注ぐ必要が増えてきているのが実態でしょう。

中期的な目線のトレーニングでもありますね。

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