レンタカーの保険で必ず知っておきたい2つのポイント【現役レンタカー会社店長が解説】

こんにちは、エックスです。

大手レンタカー会社の現役店長がお伝えするレンタカーワールドへようこそ!

レンタカーを使うとき、1番気を付けないといけないポイントはレンタカーに付いている保険・補償制度の内容になります。

なぜかというと、レンタカーを運転していて事故にあわれてしまった時、保険で相手方や自分の補償をしないといけないからです。

そして保険の内容をカバーするための補償制度もきちんと理解されていないと、思わぬトラブルに合われてしまうかもしれません。

本記事では

レンタカーの保険・補償制度を詳しく解説
②レンタカー会社ごとに補償内容の比較
③レンタカーの保険・補償制度の良くある質問集
④安心、安全に利用できるレンタカー会社とは

を4つ解説していきます。

私は長年レンタカー会社に勤めており、現役の店長ですから詳しく説明できますのでご安心ください。

レンタカーの保険・補償制度の項目をしっかりと理解できる内容になっておりますので、是非とも理解して安心してレンタカーを利用しましょうね。

では、いってみましょー。

※ここではレンタカーの補償制度に加入する料金を『保険料』として書いていきます。

レンタカーの保険を理解していないと事故を起こした時に大変です

レンタカーの保険を理解していないと事故を起こした時に大変ですみなさん、レンタカーが加入している保険の内容は理解できていますか?

免許をとったばかりの方やそうでない方、みなさんに言えますが、車には万が一に備えて万全の保険をかけておかないと安心して運転できません。

まずは大手レンタカー会社である3社

・トヨタレンタカー
・ニッポンレンタカー
・オリックスレンタカー

の保険内容は下記の通りとなっております

レンタカーの保険

※車両保険の免責額に関しては、各レンタカー会社ごとレンタル車両の大きさにより分かれています。

例えば、コンパクトクラスであれば免責額5万円で、マイクロバスなど大きいクラスですと10万円に免責額が設定されています。

上記の表の内容として
・対人保険:事故の際、相手が人の場合の補償するための保険
・対物保険:事故の際、相手が物の場合の補償するための保険
・車両保険:事故の際、自分が運転していた車両を補償するための保険
・人身傷害補償:事故の際、自分側の人間がケガ(後遺障害・死亡を含む)をした場合、1名あたり運転者の過失割合に関わらず、損害額が補償される内容

という保険でしっかりと補償されているので安心ですね。

しかし、ここで重要な2つのポイントがあります。
それは事故を起こしてしまった際に

免責額が発生すること
ノンオペレーションチャージ(営業補償)が発生すること

という支払いが発生してしまうのです。

レンタカーは免責付きの保険に加入していること

レンタカーで万が一、事故を起こしてしまった際、車両保険・対物保険を使うにあたり免責額が設定されています。

レンタカー会社によって若干の違いはありますが、主にコンパクトクラスであれば、
対物免責 5万円
車両免責 5万円
の免責額がかかってきます。

例えば、信号待ちをしている前方の車に突っ込んでしまった場合、車両免責5万円、対物免責5万円の最大で10万円の支払いが発生することになってしまいます。(これは自車・相手車ともに修理費が5万円を越えるケースになりますが)

これって免責金だけでレンタル代金の10倍以上の支払いが発生してしまうかもしれないことですよね。

正直、かなりいたいですね。

レンタカーはノンオペレーションチャージ(NOC)が発生すること

ノンオペレーションチャージってなかなか聞き慣れない言葉だと思います。

こちらはレンタカーの利用中に自分の責任で事故・盗難・故障・汚損などをおこしてしまい、車の修理が必要になった場合にかかってくる料金になります。このノンオペレーションチャージ料金は修理工場へレンタカーを修理している期間、他のお客様へレンタカーを貸し出すことができなくなってしまいます。その修理期間に営業できたであろう金額の補償をレンタカー会社へ支払ってください、ということです。

ノンオペレーションチャージの内容として

・自走して営業店へ返却した場合で2万円
・自走不可能な場合で5万円

となっております。

ここでは自走不可能な場合を考えてみます。

事故を起こして自走不可能な場合はレッカーを使う

万が一、事故を起こして車が走行不可能になってしまった場合はレンタカー会社の任意保険についているロードサービスが使えます。

この場合はレンタカー会社へまず連絡しましょう。

その後、レンタカー会社の指示にしたがって、レッカーの手配依頼を保険会社へお願いします。

ここで注意しなければならない点が2つあります。

①保険でレッカー搬送の対応できるのは上限15万円となっており、それを越えた分は実費負担が発生してしまうこと
②自分で勝手にレッカー搬送の手配をしてしまうと保険が使えない可能性があるので、必ず保険会社に手配をしてもらうこと

になります。

こんなに負担がでてしまうと思うと、レンタカーを借りるのが不安になってしまいますよね。

ですが、ご安心下さい。

これから、その心配をなくす為の方法をご紹介していきますね。

事故に備えたレンタカーの補償制度はとても優秀【補償内容や保険料を比較】

事故に備えたレンタカーの補償制度はとても優秀【補償内容や保険料を比較】先ほどお伝えした通り、レンタカーには免責額やノンオペレーションチャージといった金額が設定されております。

そしてレンタカー会社のオプションでその負担金を補償する制度があります。

補償制度を活用することで、万が一のトラブルの際に負担しなければいけない免責額やノンオペレーションチャージの支払いをなくすことができます。

ここではレンタカー会社に若干の差があるので、先ほど図で説明した大手レンタカー会社3社別になるべく見やすくまとめてみました。

免責を補償する(CDW)制度

まずは万が一、事故の際に負担しなければならない対物補償・車両補償の免責額の支払いが免除される制度になります。

免責補償(CDW)のオプション料

レンタカーのCDW

ニッポンレンタカー、オリックスレンタカーにはさらに注意する点があります。
もちろんトヨタレンタカーにも当てはまるケースもあるので、念のため注意して読んでくださいね。

ニッポンレンタカーの免責補償オプションでの注意点

①同一貸渡しにおいて複数事故が発生した場合、初回事故のみの適用となります。
②貸渡手続後の加入、解約はできません。
また以下のケースでは加入自体ができない可能性があります。
③ご利用いただくために必要な免許取得後1年未満の場合
④21歳未満の場合
⑤過去に事故があり当社が不適当と認めた場合

オリックスレンタカーの免責補償制度での注意点

①貸渡手続後の加入、解約はできません。
②アルミバン、福祉車両のリフト等の架装部分は、車両補償の適用範囲に含まれますが、免責補償制度については対象外となります。
(架装荷室部分以外は免責補償制度の適用範囲です。)

レンタカーのノンオペレーションチャージを補償するオプション

つづいて先ほど説明したレンタカー会社に対して支払う営業補償を免除する制度になります。

レンタカーのノンオペレーションチャージ(休業補償)を補償する保険料

ノンオペレーション補償制度一覧

あまり大手3社には金額の違いは見られませんね。

ですが、補償内容には各社それぞれ特徴がありますのでおさえておきましょう。
私なりに重要なポイントをまとめました。
とても魅力的な内容がありますよ。

トヨタレンタカーの補償オプション

『トヨタレンタカー安心Wプラン』の特徴

ニッポンレンタカーの補償オプション

『NOC補償制度(EOC)』の特徴

①貸渡手続後の加入、解約はできません。
また以下のケースでは加入自体ができない可能性があります。
②ご利用いただくために必要な免許取得後1年未満の場合
③21歳未満の場合
④過去に事故があり当社が不適当と認めた場合

補足ですが、ニッポンレンタカーにはレンタカーを借りる際、『標準コース』と『安心コース』という2種類のプランがあります。

この『安心コース』でレンタカーを借りるとさまざまな補償が含まれていて、まさに安心ですよ。

安心コースの内容

オリックスレンタカーの補償オプション

『レンタカー安心パック制度』の特徴

・パンクしてタイヤ交換が必要になった場合のタイヤ代が上限20,000円まで免除される
・レンタカー返却予定の1時間前までに返却する店舗へ連絡すれば、1時間の延長料金サービス
・中途解約手数料が無料になる(通常は差額の50%)

レンタカーの保険・補償制度でよくある質問のまとめ

レンタカーの保険・補償制度でよくある質問のまとめもしレンタカーを借りる際、分からないことがあったら遠慮なくレンタカー会社のスタッフへ質問しましょう。
その疑問をなくす為にも、レンタカーの契約をする時に必ずレンタカーの利用方法を教えてくれますよ。

ですが、本当はレンタカーの予約段階である程度の疑問はなくしておきたいですよね。
ここでは、レンタカーの保険・補償制度に関しての良くある質問をまとめてみました。

質問① 免責額ってなんですか?

答え:保険を使うにあたり、お客様がご負担いただく上限の金額です。

質問② 免責を補償する制度の加入条件とは?

答え:

質問③ ノンオペレーションチャージ(営業補償)ってぶつけられても払うの?

答え:今までの経験上ですが、原則、過失が全くない事故にあわれた場合はノンオペレーションチャージはかかりません。

質問④ レッカーを使う為の条件はあるの?

答え:

※補足として、レッカーを手配できる条件があります。

質問⑤ 保険が使えないケースってどんな時?

答え:タイヤのパンクや損害、ホイールキャップの紛失など事故として認められないような場合、警察は事故として処理をしません。つまり、保険は事故があった時に使うものなので、事故として認められないということは、事故ではないということになります。

質問⑥ 当て逃げされてもお金はかかるの?

答え:

質問⑦ ロードサービスってどうしたら使えるの?

答え:各レンタカー会社が加入している保険会社へ連絡し、保険会社が最短で対応できる業者へ依頼する流れになります。

とりあえずレンタカーを借りた店舗へ連絡することも必要です。

しっかりと保険・補償制度が完備されたレンタカー会社を紹介

しっかりと保険・補償制度が完備されたレンタカー会社を紹介

まとめ

いかがでしょうか?

レンタカーの保険を理解してないと、事故を起こした時に大変なことになってしまいます。

なぜなら、事故を起こすとレンタカーの保険は免責付きや営業補償がかかる内容だから、レンタカー代よりすごくお金がかかってしまうからです。

なので、事前に保険・補償制度を理解して、安心してレンタカーを借りてドライブできると私もレンタカー会社のスタッフとして嬉しく思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!

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