Billiard

ビリヤードでオススメのジャンプキュー3選【初心者でも安心して使えます】

 

こんにちは、エックスです。

今回のテーマは『ジャンプキュー』になります。

みなさんはビリヤードで手玉をジャンプさせるのに、手玉の下からしゃくり上げる…なんて事はしないと思います。

それは『ビリヤードにおいて手玉をジャンプさせる方法』をご存知だからかと思いますが、ではどうやってジャンプキューを選んだら良いのでしょうか。

この記事では

・ビリヤードのジャンプキューとは
・ジャンプキューがなぜ必要なのか
・ジャンプキューを使うメリットとデメリット
・ジャンプキューの代表的なフォームとは
・おすすめのジャンプキューはこれだ!

についてご紹介しますね。

今やビリヤードをプレーするのにかなり必要になってきているジャンプキューを私がオススメできる初心者から、もちろん中上級者の方向けに分かりやすく解説させていただきました。

これを読めば、あなたにピッタリのジャンプキューがお分かり頂ける記事になっております。

ビリヤード初心者の方の為にジャンプキューの説明からしていきますね。

宜しくお願いしまーす。

Contents

ビリヤードのジャンプキューとは

ジャンプキューをご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、そちらの解説をさせていただきます。

ジャンプキューとは、ビリヤードにおいて手玉をジャンプさせる為のキューになります。

ここで先に申し上げますが、ビリヤードにおいて手玉をジャンプさせるのに手玉の下からしゃくり上げるようなプレーは禁止です。

なぜならラシャを傷付けてしまうからです。ラシャが破けてしまうとそこだけ補修する事はできず、球の転がりに影響を及ぼしてしまいます。

さらにそのテーブル全体のラシャを交換することになってしまう事になりますので、みなさんで楽しく遊べるように注意していきましょうね。

話を戻しまーす。

ジャンプキューはプレーキューやブレイクキューと同じくバットとシャフトの2分割から作られており、キューの種類の中でも1番軽く、そして短く作られております。

キューバランスは完全に前に重心があり、タップは樹脂タップで高反発な特徴があります。

通常のストロークと異なり斜め上から球を撞く事で、テーブルとの反発を利用して球をジャンプさせる事ができます。

プレイキューやブレイクキューに比べ、ラインナップはそこまで多くありませんが、性能に差が出ているキューになります。

ビリヤードのジャンプキューがプレー中に必要な場面とは

さて、ジャンプキューを使って手球をジャンプさせる事はパフォーマンスの為ではなく、かなり実用的な意味があります。

ビリヤードというスポーツは一対一で自分の順番が来たら誰も介入できず、自分の力で全て決まります。

そして相手に勝つだけでなく、プレーにおいて常に主導権を握っていくには必要があります。

例えば手球が次に狙う球に当てる事が出来ないとファールとなり、相手にフリーボールを与える事になります。

これはかなり致命的なミスになってしまいますね。

相手プレーヤーは1番プレッシャーのかからない状態で始められる訳で、こちらは肩が冷えて精神的にも喜ぶ事は出来ないですよね。

ここではかなり本質的な答えを言います。

ジャンプキューを使う場面とは
①手球をジャンプさせる事でポケットでき、かつ次の球が見える事

②手球をジャンプさせる事で的球に当てて、かつ相手へ簡単な配置を残さない確率が高い事(セーフティー)

以上2点、私が思うジャンプキューを使う場面になります。

結構、ビリヤード場で的球が見えないとすぐにジャンプキューを使う方がいらっしゃいますが、正直あまりオススメできないポイントがありますので、次でご紹介します。

ビリヤードジャンプキューを使うデメリットも知っておこう

ジャンプキューはほんと便利で助かるキューですね。

特に今のジャンプキューの性能は優れており、手球をジャンプさせる事が非常に簡単になっております。

コントロールも比較的しやすくなっているのでほんと重宝してます。

ちなみに昔(2007年くらい)はジャンプキューに当たりと外れがあり、飛ばないジャンプキューはほんと最悪でした笑

では、私が先ほどお伝えしたジャンプキューのデメリットを解説していきます。

クッションから当てるのがイメージ出来なくなる

ここの一点に尽きると思います。

昔、ジャンプキューがない頃はみんなクッションを活用してプレーしておりました。

クッションシステムを使う人や感覚に頼った人などいろいろなプレーヤーがいました。

その辺で言うなら『エフレン・バター・レイズ』でしょう。まさに魔術のようなクッションを使い世界一のビリヤードプレーヤーと言われ続けたビリヤード界の神とも言われております。

めちゃめちゃ有名な動画も上げておきますね。

ここまでクッションを理解するのは無理ですが、ジャンプショットじゃどうにもならない事もあります。

そもそもジャンプショットの精度を上げるのには実際とても練習が必要になります。

空クッションから的球に当てる事の精度からバンクショットの精度を上げることはさほど意味は変わりません。

実際、それくらいクッションを使う事は重要なのです。

例えば先ほどジャンプショットの精度という話をしましたが、精度はどうしたら上がるのでしょうか?練習量ですかね。

答えは『フォーム&ストローク』でしょう。

今のジャンプキューはほんと簡単にめちゃめちゃ飛びます。

後からオススメのジャンプキューをご紹介しますが、活用するためにはフォーム&ストロークの仕方を覚えるのは必須項目になります。

ちなみに追記としてお伝えしますが、クッションを使う時、当たり前ですが、プレーキューで狙って撞きます。

つまり普段の撞き方で撞けるので、狙う精度は始めから高いのです。

クッションを狙う精度と的球に当たるかどうかの精度は別ですから、そこだけはご注意下さい。

さぁここからは精度のお話。

ジャンプショットのストロークには2種類ある

ビリヤードは難しいスポーツですが、何が難しいのでしょうか?みなさんにアンケートしてみました。

結果
球が入らない。上手く撞けない。
との事でした。

これらに共通して言える事は正しく狙った場所へ正しいフォームで撞くことが出来ていないという事でしょう。

簡単に言ってしまうと基礎が出来ていないのです。その1つに『ストローク』があり、ジャンプショットでも同じです。

通常のストローク

ジャンプショットでの狙い方ですが、通常のショットとさほど変わりません。

むしろ上から手球や的球を見下ろす分、立体的に視野を広くとる事ができます。

しかし厚みを錯角してしまう事が多いので注意が必要です。

キュー尻を上げる分、顔の位置もキューの上にきますが、キューの角度を上げすぎないよう注意が必要です。

角度をつける分だけジャンプの難易度と精度は落ちます。

グリップは力まずにキューの重みを利用して球の真ん中より若干下を撞くだけです。

このストロークからショットの時に手球の動点を確認する為にも、顔がレストにやや近づきます。

だからレスト側の手の肘は腰や胸とは反対側に曲がります。

今度はストロークする側の手ですが、通常のショットにおいて手首は肘の真下あたりでストロークをされていると思いますが、ジャンプショットでは肘と手首はほとんど同じ高さになります。

この時のポイントとして、ストローク側の肘を背中の方にに持ってくるようにするとキューの高さをかせぐことができ、ストロークも肘を支点として安定します。

次にご説明しますダーツストロークの違いですが

①厚みが慣れるまで難しい
②オールマイティーなジャンプショットに対応できる。(中距離や長距離ジャンプなど)
③ジャンプショットでの押し球や引き球がダーツストロークに比べたらやり易い

ダーツストローク

続いてダーツストロークになります。

こちらのフォームは通常のストロークとは違いダーツを投げるようなイメージのストロークになります。

レスト側の手の肘は通常ストロークほど体をキューと平行にしないので、肘は少し外側に曲がるくらいでしょう。

ストローク側の手ですが、脇を閉めてキューを顎の下に持ってきてみてください。ダーツをイメージして肘を支点にストロークします。

通常ストロークとの違いとして、

①球の見え方が違う事
②キューに角度がつけやすい事(ショートジャンプに向いてます)
③体制が通常ストロークに対して楽と言うプレーヤーが多い

オススメのジャンプキューの人気ランキングbest③

さぁお待たせしました。

ここからはこのジャンプキューを買えば間違いなしのオススメなラインナップをご紹介します。

評価に関してはあくまで私の主観になりますが私自身ジャンプキューには『Mezz AirShooter』からいろいろなジャンプキューを使ってきておりますので、あまり間違いはないかと自信を持っておりますが、個人の感覚もありますのでご容赦下さい。

第一位 ADAMアダム RB(レインボー)シリーズ

レインボー

ADAMアダム RB(レインボー)シリーズの評価と感想

数あるジャンプキューの中で1番有名なキューではないでしょうか。メーカーは日本で絶大な信頼を得ているADAM JAPANが製造しております。
レインボーは
・キューの長さ 100.2cm
・キューの重さ 250g前後
・RDタップを装着
となっており、ジャンプキューの中でも短いほうに分類されると思います。

重さは短いキューにも関わらず一般的な重さになってますが、ちょっと軽く感じるかもしれません。ジョイントに木ネジを採用してるあたりも個人的には打感が程よく伝わってくるので安心して使えます。

レインボーの特徴として2つ上げますと

①シャフトが太くパワーがあるので簡単にジャンプさせる事が出来ます。
②ジャンプキューの中でもかなりコスパが良い商品です。

レインボーはまず初めてジャンプキューを買ってみようというプレーヤーにもオススメの商品となっております。

第二位 Mezz AIR DRIVE2(エアードライブ2)

ビリヤードキュージャンプAIRDRIVE2エアードライブ2

Mezz AIR DRIVE(エアードライブ2)の評価と感想

Mezzのカーボンファイバーを使用した最先端のジャンプキューです。

エアードライブ2は
・キューの長さ 105cm
・キューの重さ 240g前後
・カーボンシャフト採用
となっております。

このカーボンシャフトがかなりの魅力で、お値段は高いですが、それに見合った対価を確実に実感できるほど長く愛用できるジャンプキューになります。

というのも、テーパーが太めに作られており、その重さとバランスの取りやすさからストロークの安定性、しいてはコントロール性がかなり高いジャンプキューとなっているからです。

こちらのエアードライブ2の特徴を3つ上げますと

①ジャンプショットの成功率が高い
②ジャンプキューにパワーがあるので、力加減(飛ばし加減)がしやすい
③ショート・ミドル・ロングとオールマイティにジャンプショットをすることに向いている。

中途半端なジャンプキューを購入するなら、このエアードライブ2を持っておけば間違いないジャンプキューです。

第三位 Mezz AirShooter(エアーシューター)

エアーシューター

Mezz AirShooter(エアーシューター)の評価と感想

MezzのAirShooterといえば、Adamと同じく国内トップクラスのキューメーカー株式会社三木が制作をし、キューの性能はトッププロも愛用している程、お墨付きのジャンプキューではないでしょうか。

AirShooterは
・キューの長さ 105cm
・キューの重さ 210g前後
・BIタップとZフェラル装備
となっており、ジャンプキューの中では一般的な長さとなります。

若干細めのキューですが重さは手に重みをしっかりと感じる事の出来るジャンプキューになってます。Adamのレインボーと同じく、ジョイントに木ネジを採用してるあたりも個人的には打感が程よく伝わってくるので安心して使えます。

AirShooterの特徴として2つ上げますと

①ジャンプショットが成功した時と失敗した時の感覚がとても掴みやすい。
②短・中距離のジャンプショットのコントロールが抜群に良い。

AirShooterは正直飛ばしやすいジャンプキューではありませんが、ちゃんとフォームを固めてジャンプショットをマスターすると、この方向性と力加減のコントロール性はおそらくジャンプキューの中でもトップ3に入るのではないでしょうか。

個人的にはビリヤードのレベルが上がるにつれて、どうしても精度が求められます。そういう意味でこのAirShooterを初めてのジャンプキューにするのはかなりオススメです。

まとめ

いかがでしょうか?

今はビリヤードで上達する為やプレーの幅を広げる為にはジャンプキューは必要になっておりす。

この記事で自分にはどのジャンプキューが合うのかなどの情報が伝われば嬉しいです。

ぜひジャンプショットの練習もして見てください。結構、楽しいですよ。

ぜひ素敵なビリヤードライフになりますように☆

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